企業としてさらに成長するための場づくり

飲食店系の広告代理店業務を担うクライアントは、COVID-19の渦を乗り越えた今、
企業としてさらに成長したいという思いがあり、オフィスデザインによって企業としての新たな姿を表現したい
という思いから本プロジェクトはスタートしました。

企業を成長させるためには、ワーカーの働く意欲をさらに高めることが重要であり、
移転後はこれまで以上に価値のあるワークプレイスの創造をクライアントと何度もミーティングを重ね、
アイディアを出しながらその答えを模索していきました。
その結果、各ゾーニングごとに個性を出すことで、ワーカーのモチベーションを向上し、活き活きと働ける特別な
オフィスづくりをプロジェクトの中心に据えプロジェクトを進めて参りました。

まず、エントランスと会議室は、全体的にナチュラルなマテリアルで空間を構成し、
親しみやすい空間に仕上げました。
ベンチソファ後部に障子のような造作を設け、心地よさを感じられるような工夫をしています。
また、一部の会議室においては、フレッシュな気持ちで会議に臨んでほしいという意図を込めて、
近年のトレンドカラーであるグリーンを取り入れました。
次に、ワークエリアですが、あえて中央部分にリフレッシュエリアを設けワーカー同士が集まりやすくすることで
コミュニケーションの促進を図りました。
また大人の雰囲気が漂うインテリアとし、ワーカーがカジュアルに集まり、より自由な会話が楽しめるような
雰囲気のデザインにしました。
そして、社長室は全体的にダークトーンで仕上げることで「男前なインテリア」を目指しました。
一方で、社長室に隣接する役員会議室はクラシックなマテリアルで空間を構成し、重厚感のある雰囲気にしました。
最後に、クリエイティブエリアはワーカーが自由に使用できる空間として、
あそび心のあるアウトドアなデザインに仕上げています。